更新内容(投稿者の誤記訂正)
こんにちは!ちゃいこさんです・:*+.(( °ω° ))/.:+
以前、こんなことを呟きました。
子育て真っ只中のパパの一面と、仕事では20人に及ぶチームのリーダー役を任せてもらい部下の教育に励む一面を併せ持つちゃいこさんです。
こんなちゃいこさんだからこそ、面白いことに
・部下の教育についての勉強と実践
・子どものしつけについての勉強と実践
を同時にしています。
この結果、共通点を見つけた。というか、本質的にどちらも同じであることがわかったので、今回はそれについてまとめました。
たぶん、ちゃいこさんと同世代のパパは似たような境遇の方が多いと思いますので、少しでも参考になれば幸いです^^
また、パパだけに限らず、子育てに使えるのは間違いないので、ママや、場合によってはお兄さん、お姉さんにも参考にしていただければと思います!
子育てと部下の教育の本質
子育てと部下の教育に共通して言える本質的なゴールがあります。
それは、子ども又は部下が自立することです。
子育ても、部下の育成も、最終的には自立して一人の大人(社員)として社会を生き抜いていってもらうことが目的であるはずです。
この子ども、部下の「自立」というキーワードは絶対に見失ってはいけません。
逆に言えば、何か子ども、部下のために動くときは、このキーワードに照らし合わせて、考えてあげられるようになると良いと思います。
自立するとはどういうことか
自立と表現されているものによって定義は様々だと思いますが、ちゃいふすでは「自分で考えて行動できるようになること」を自立とさせていただきたいと思います。
決して、自分ひとりの力で問題を解決できるようになるのが自立ではないという点に注意です。
例えば
わからないことがあれば、何がわからないのかを考えることができて、そのわからない点を誰に相談すればよいのか、何を調べればよいのか分かること
が、自立していると言えるでしょう。
自立に必要なもの
自己肯定感です。
自己肯定感は自信によって育ちます。
自信というのは2種類あって、
能力への自信 | 成功体験を積ませることで成長 |
存在への自信 | 人格を認めてあげる、人格を否定しないことで培われる信頼みたいなもの |
です。
特に、存在への自信がとても繊細で厄介です。
褒めるときはその人を、叱るときは行動をというように
- ポジティブなことは人格を
- ネガティブなことは行動を
指摘してあげましょう。
自立を促すために、親・上司ができること
自立を促す教育では主に、できないことをできるように変えてあげられるようアシストする姿勢を徹底しましょう。
できたときの達成感をいかに味あわせてあげられるかが重要です。
できたときは、能力への自信と存在への自信を同時に高めてもらう絶好のチャンス!人格も含めて褒めてあげましょう^^
アシストには心構えが非常に重要です。
なぜなら、アシストのためには、最終的には自分で気づいてもらう必要があるため、答えを教えてはいけません。
ゆっくり、じっくりと、根気よく、質問を駆使して相手の考えを誘導してあげることが大切になってきます。
これには、多大な時間と神経の消費が必要になります。
会話の具体例
例として、新人の部下に対して最初に教えるであろうルーティンワーク、この中からコピーのとり方の具体的なやり取りを示します。
これは、篠原信 著「自分の頭で考えて動く部下の育て方」を参考(番号つき文章は引用、番号なしはちゃいこさんによる補足)にしたものです。
①まず、「これ、分かるかな?」と尋ねる
ここで、無意識のうちで何がわかっていて、何がわからないのかを整理してもらう。
②自分が見本をやってみせる
上司が大まかなやり方とゴールを示し、部下に把握してもらう。
③途中で口を挟まずに、本人に実際一回だけやってもらう
④作業を終えたと言ったら、「本当に忘れてるの、ない?」と注意を促す
⑤できているのを確認したら、「作業が終わったら声をかけて」と言い残してその場を離れ、残りの全ての作業をやってもらう
⑥終了の報告を受けたら出来をチェック
事前に伝え損ねていたことがあれば謝罪し、もう一度やり直してもらう
↑結果上手くできていなければ、全てはこちらの伝達ミス
⑦問題ない状態になったのを確認できたら、教える作業は一旦終了
以後、何度も作業を繰り返してもらう
⑧慣れた頃に手順をきちんと憶えているか、成果物に問題ないか再チェックする
⑨手順もすべて頭に入り、成果物と問題がない状態が繰り返されたら、その作業はもう任せても良い
例は部下と上司でしたが、子育ても本質的に同じです。
子育てには、さらにハグなどのスキンシップを加えることで存在への自信が深まります!
親、上司の心構え
ここまでしっかりと読んでくださった皆様を突き放すようで恐縮なのですが、最後に伝えたいことは、
「マニュアルでなく、直接子ども、部下と向き合うことに時間を使ってください」
ということです。
マニュアルは、所詮マニュアルです。
育てないといけないのは、マニュアルに載っているような仮想の子ども、部下ではなく、目の前の子ども、部下です。
マニュアルを読むのはほどほどに、実際に子ども、部下と向かう時間を設けて、独り立ちできるようにサポートしてあげましょう。
どうしてもマニュアルがほしい人は、目の前の子ども、部下のために自分でマニュアルを作りましょう!
まとめ
- 自立できるように質問を駆使しした誘導で気づかせてあげましょう
- 自立とは、「自分で考えて行動できるようになる」ことです
- 親、上司の役割は、自立できるように経験を積ませ、その中で達成感を味あわせてあげることです
- 達成感を味あわせてあげるためには、子ども・部下なりに考えて行動をすることが必要不可欠です。根気よく質問で誘導してあげましょう
- ただ闇雲に問いかければ良いわけでもありません。最初のうちはゴールはきちんと示してあげ、手段を考えてもらうことに重きを置きましょう。
それでは、楽しい子育てライフを😌
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